どうも、北海道在住26年のムラサキコです。
みなさんは、北海道の日本海側の海岸線を走る国道「オロロンライン」をご存じですか?
小樽から稚内まで続く海沿いのオロロンラインは、北海道の雄大な海・山を感じながらドライブ・ツーリングが楽しめる人気のドライブウェイ。人気酒蔵・海鮮グルメ・夕日の絶景など観光スポットも豊富で、ファミリーでの旅行にもおすすめです。
2024年7月にムラサキコ夫婦は、長いオロロンラインの中でも「増毛・厚田」を中心にドライブを楽しんできました。今回は、札幌から半日・日帰りで楽しめる増毛・厚田のドライブ観光モデルコースを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね♪
増毛・厚田のおすすめのお土産も紹介します。北海道のドライブ観光を楽しみたい人は、要チェックですよ!
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- 北海道の人気ドライブウェイ「オロロンライン」とは?
- 増毛・厚田(オロロンライン):半日・日帰り観光おすすめモデルコース
- 増毛・厚田(オロロンライン)の半日・日帰りおすすめ観光スポットの基本情報
- 増毛・厚田(オロロンライン)半日・日帰りドライブ観光スタート!
- ①レストハウス雄冬:コスパ良好な海鮮丼が目当て
- レストハウス雄冬開店を待つ合間に②白銀の滝:オロロンライン沿いの迫力◎な滝
- ③レストハウス雄冬に再到着:11時まで待ったら暖簾がかかった!
- ④国稀酒造:明治15年創業の日本最北の酒蔵、オリジナルグッズがステキ
- ⑤鈴木かまぼこ店:アツアツの揚げかまぼこが絶品!
- ⑥旧増毛駅:線路の上が歩ける背徳感!レトロな駅舎が映える
- ⑦風待食堂:高倉健さんファン必見!映画「駅 STATION」のロケ地
- ⑧遠藤水産:増毛ならではの海産物が目当て
- ⑨スカンピン:かずのこパン、マジうますぎ!
- ⑩旧増毛小学校:北海道遺産に選定されている歴史的な木造校舎
- ⑪道の駅石狩「あいろーど厚田」:絶品ニシン親子押し寿司「二三一バッテラ」が目当て
- ⑫恋人の聖地「厚田展望台」:意外と険しい道のりだが、意外と絶景
- ⑬佐藤水産「サーモンファクトリー」:北海道の人気海産物専門店
- 増毛・厚田(オロロンライン)に宿泊施設・ホテルはある?
- まとめ:北海道に来たら、増毛・厚田(オロロンライン)のドライブ観光を楽しんでみて♪
北海道の人気ドライブウェイ「オロロンライン」とは?
オロロンラインとは、小樽から稚内まで約380km伸びる日本海沿いのドライブウェイです。海・山の両方の景色が楽しめるルートで、北海道の雄大な自然が堪能できます。グルメ・観光スポットも点在しており、ツーリング・ドライブの旅におすすめのルートです。
小樽から稚内までのオロロンラインは、休憩を含めて片道約7~8時間で走破できます。
増毛・厚田(オロロンライン):半日・日帰り観光おすすめモデルコース
増毛・厚田(オロロンライン)の、半日・日帰り観光のおすすめモデルコースを紹介します。今回紹介するモデルコースは札幌スタートを想定しており、車が必須の旅です。旅行で北海道を訪れる人は、札幌駅などでレンタカーを借りてから出発しましょう。
札幌中心部から増毛までは、車で約2時間半(厚田までは約1時間)。道外から旅行に来る人は、札幌・小樽などのメイン観光を楽しんだ後に、ドライブ観光としてオロロンラインを組み込むのがおすすめですよ。
派手な観光スポットはありませんが、歴史ある港町の雰囲気と景色が満喫できるのが増毛・厚田の魅力です。
ムラサキコが、2024年7月に半日・日帰りドライブ観光で訪れた増毛・厚田の人気グルメ・観光スポットは以下12カ所。
- レストハウス雄冬(海鮮丼などの定食屋さん)
- 白銀の滝
- 国稀酒造
- 鈴木かまぼこ店
- 旧増毛駅
- 風待食堂観光案内所
- 遠藤水産
- スカンピン(パン屋さん)
- 旧増毛小学校
- 道の駅石狩「あいろーど厚田」
- 恋人の聖地「厚田展望台」
- 佐藤水産「サーモンファクトリー」
本当はフルーツワイナリーも観光したかったのですが、あいにくの定休日。雄冬展望台も予定に入れていましたが、落石のため閉鎖されていました。佐藤水産「サーモンファクトリー」は増毛でも厚田でもありませんが、札幌に戻る途中に寄りやすいのでモデルコースに組み込んでいます。
増毛・厚田(オロロンライン)の半日・日帰り観光モデルコースと、タイムスケジュール(ムラサキコが実際に立ち寄った順番)は以下のとおりです。
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増毛・厚田(オロロンライン)の半日・日帰りおすすめ観光スポットの基本情報
ドライブの様子をお伝えする前に、今回ムラサキコが半日・日帰りで訪れた増毛・厚田(オロロンライン)の観光スポットの基本情報を先に紹介します。
定休日・営業時間などは、2024年8月時点の情報です。実際の定休日・営業時間は、観光直前に店舗に確認するのをおすすめします。
①レストハウス雄冬
住所 | 〒077-0341 北海道増毛郡増毛町雄冬 |
電話番号 | 0164553241 |
アクセス | |
営業時間 | 不明 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 有 |
公式サイト | ‐ |
②白銀の滝
住所 | 〒077-0351 北海道石狩市浜益区雄冬 |
電話番号 | ‐ |
アクセス | |
営業時間 | ‐ |
定休日 | ‐ |
駐車場 | 有 |
公式サイト | ‐ |
③国稀酒造
住所 | 〒077-0204 北海道増毛郡増毛町稲葉町1丁目17 |
電話番号 | 0164-53-1050 |
アクセス | |
営業時間 | 9:00~17:00 ※酒造見学は16:30まで |
定休日 | 年末年始・その他 |
駐車場 | 有 |
公式サイト | https://www.kunimare.co.jp/ |
④鈴木かまぼこ 増毛店
住所 | 〒077-0204 北海道増毛郡増毛町稲葉町1丁目 |
電話番号 | 0164531353 |
アクセス | |
営業時間 | 9:00~16:30 冬季(12~3月)休業 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | 有 |
公式サイト | ‐ |
⑤旧増毛駅
住所 | 〒077-0205 北海道増毛郡増毛町弁天町1丁目 |
電話番号 | ‐ |
アクセス | |
営業時間 | ‐ |
定休日 | ‐ |
駐車場 | 有 |
公式サイト | ‐ |
⑥風待食堂観光案内所
住所 | 〒077-0205 北海道増毛郡増毛町弁天町 |
電話番号 | 0164531108 |
アクセス | |
営業時間 | 9:30~16:30 ※冬季休業(4月下旬~11月下旬営業) |
定休日 | ‐ |
駐車場 | ‐ |
公式サイト | ‐ |
⑦遠藤水産 港町市場 増毛直売店
住所 | 〒077-0221 北海道増毛郡増毛町港町4−26 |
電話番号 | 0164533119 |
アクセス | |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | 有 |
公式サイト | https://www.marukoendh.com/ |
⑧スカンピン
住所 | 〒077-0214 北海道増毛郡増毛町畠中町3丁目80−5 |
電話番号 | 0164533935 |
アクセス | |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 日曜日 |
駐車場 | ‐ |
公式サイト | ‐ |
⑨旧増毛小学校
住所 | 〒077-0222 北海道増毛郡増毛町見晴町120 |
電話番号 | ‐ |
アクセス | |
営業時間 | ‐ |
定休日 | ‐ |
駐車場 | ‐ |
公式サイト | ‐ |
⑩道の駅石狩「あいろーど厚田」
住所 | 〒061-3601 北海道石狩市厚田区厚田98−2 |
電話番号 | 0133782300 |
アクセス | |
営業時間 | 時期によって異なる |
定休日 | 年末年始 ※2F飲食テナントは冬季休業 |
駐車場 | 有 |
公式サイト | http://aikaze.co.jp/ |
⑪恋人の聖地「厚田展望台」
住所 | 〒061-3601 北海道石狩市厚田区厚田 |
電話番号 | ‐ |
アクセス | |
営業時間 | ‐ |
定休日 | ‐ |
駐車場 | ‐ |
公式サイト | ‐ |
⑫佐藤水産「サーモンファクトリー」
住所 | 〒061-3243 北海道石狩市新港東1丁目54 |
電話番号 | 0133625511 |
アクセス | |
営業時間 | 4~12月 9:30~17:30 1~3月 9:30~17:00 |
定休日 | 1月1日 |
駐車場 | 有 |
公式サイト | https://www.sato-suisan.co.jp/ |
増毛・厚田(オロロンライン)半日・日帰りドライブ観光スタート!
8:30に自宅を出発。
この日はあいにくの曇りです。
天気予報では午後から晴れる予定なので、期待したいと思います。
おおっ汗。
小雨が降ってきました。
山だからでしょうか……
心配です。
海沿いに近づいたら晴れてきました♪
海キレ~!
オロロンラインドライブならではの景色ですね。
山道も快晴で素晴らしい景色。雄大な北海道の自然が感じられます。
オロロンラインは、トンネルが多いことでも有名。
海と山の景色が交互に楽しめるので、ドライブしていて飽きません。
また海に出ました。
日本海キレイ♪
①レストハウス雄冬:コスパ良好な海鮮丼が目当て
札幌を出発してから約2時間、増毛・厚田ドライブの1つ目の目的地「レストハウス雄冬」に到着しました。
思ったよりも小さな建物だったので、通り過ぎるところでした。
10:20頃に到着しましたが、「本日は終了しました」の看板が……!?
「まさか、もう閉店したわけではないよね?」と不安に。
事前にレストハウス雄冬の営業時間を調べましたが、「10:30開店」「11:00開店」「10時過ぎには開店していた」「11時前に売り切れて閉店した」など、とにかく情報がバラバラ。
レストハウス雄冬に電話をかけてみましたが、つながらず……
車も一台も停まっていない……
とりあえず、10:30まで車で待つことにします。
待っている間に2台車が入ってきましたが、しばらく待った後に2台ともお店を去っていきました。
レストハウス雄冬の目の前は、キレイな海。
10:30になりましたが、入口は開かず……
レストハウス雄冬は不定休。「今日はたまたま休みなのかな……?」と諦めかけのムラサキコ夫婦。
すぐ近くに白銀の滝(しらがねのたき)があるので、先にそちらを見に行くことにします。
レストハウス雄冬開店を待つ合間に②白銀の滝:オロロンライン沿いの迫力◎な滝
レストハウス雄冬から、1分程度で白銀の滝に到着。
オロロンライン沿いに突然現れる、海に面した滝です。増毛雄冬の国道沿いにあるので、立ち寄りやすさ◎。
小ぶりな滝ですが、意外と迫力があります。
マイナスイオンチャージ!
天気が良いので、光が反射して水しぶきが美しい!写真も映えます♪
白銀の滝にはトイレもあるので、ドライブ休憩にも最適ですよ。
③レストハウス雄冬に再到着:11時まで待ったら暖簾がかかった!
レストハウス雄冬に再到着。
お店には全く人気がなく相変わらず電話もつながりませんが、「11時まで待とう!」と決めて待機。
なんと、11時ちょうどくらいに店主さんが出てきて暖簾がかかりました!
やったー!!待った甲斐がありました(涙)♪
時間に余裕がある人は、11時くらいまでは粘るのがおすすめです。
レストハウス雄冬の店内は、昔ながらの食堂といった雰囲気です。
注文はカウンターで先払い。
ムラサキコ夫婦は、目当ての「まかない丼(海鮮丼)」税込2,000円を注文しました。
その他、ラーメン・カレーなどのメニューもあります。
レストハウス雄冬には、広々とした座敷もあります。
増毛町雄冬の季節ごとの味覚が、壁に書かれていました。
訪れたのは7月末なので、ちょうどウニの季節です。
北海道はここ数日天気が悪く漁師さんが漁に出れなかったそうで、ウニの入荷はありませんでした。
ウニの入荷を期待したい人は、前日までの天候を見て出かけるのもおすすめです。
レストハウス雄冬のポイントカードをもらいました。
有効期限「当店がつぶれるまで」というのが、おしゃれでいいですね。
注文から10分程度で、まかない丼(海鮮丼)が届きました♪
いくらたっぷりで、なんとゴージャスな海鮮丼でしょう!
では、いただきます!
普通に美味しい。
入っていた具材は
・甘エビ
・ブリ?はまち?
・いくら
・あわび
・玉子焼き
・とびっこ
・タコ
・エビの卵
甘エビの鮮度が特に良好です。
酢飯はやさしい酢具合で、イクラの塩味も控えめです。
わかめのお味噌汁も、シンプルで美味しい。
お腹が減っていたので、あっという間に完食!
ごちそうさまでした。
では、次の目的地に出発します。
北海道の美味しい&おすすめ海鮮丼が知りたい人は、以下の記事もチェック!
④国稀酒造:明治15年創業の日本最北の酒蔵、オリジナルグッズがステキ
海鮮丼を食べ終わった後も天気の良さは継続中。
オロロンラインのキレイな海を眺めながら、次の目的地「国稀酒造」に向かいます。
レストハウス雄冬から20分ほどで、日本最北の酒造「国稀酒造」に到着。創業は何と明治15年!
酒蔵らしい歴史ある雰囲気の建物が、とてもカッコいいですね。
国稀酒造から旧増毛駅あたりまでが、増毛町の中心街です。
平日の昼前に到着しましたが、数組のお客さんが中にいました。
2024年の夏の限定日本酒が紹介されています。
せっかくなので、手に入りにくい限定商品を購入したいと思います。
店内に入ってすぐは、売店。Tシャツ・巾着・バッグなど、おしゃれな国稀ロゴグッズが販売されています。
北海道らしい熊の置物です。
レトロな酒樽がおしゃれ。
国稀酒造の歴史がわかる資料室もあります。
奥に進むと、国稀酒造の日本酒がディスプレイされています。
増毛駅をモチーフとした、ご利益がありそうな(主に頭皮に)写真映えスポットもあります。
欲しい日本酒の札をレジに持っていけば、購入できるシステムです。
国稀酒造の一番奥には、試飲コーナーがあります。
1人3銘柄まで日本酒が試飲可能。
日本酒は勝手に試飲してはいけません。必ず呼び出しボタンを押してスタッフを呼んでから、試飲をお願いしましょう。
オロロンラインのドライブの旅ですが、ドライバーの試飲は絶対NGですよ!
残念ながら「純米 暑寒しずく」は売り切れ。地域限定商品を中心に、
- 純米吟醸 北のきらめき
- 暑寒美人
- 純米吟醸 国稀
の3種類を試飲しました。(主人はもちろん我慢)
3種類どれも甘みがあって美味しい♪
購入したのは、試飲したものとは全く関係ない「純米吟醸 生酒」。
だって、やっぱり夏の蔵元限定商品が欲しいじゃないですか笑。
スタンダードな国稀の日本酒は、北海道のスーパーなどでも簡単に手に入るので今回はこれで♪
日本酒と一緒に、国稀オリジナルの甘酒と酒粕ジェラートも購入。
甘酒はお土産ですが、ジェラートは国稀酒造の休憩コーナーで食べていきます。
超美味しい♪
酒粕の味がちゃんとします。
すっきりした後味で、ドライブ中のスイーツ休憩にぴったりです。
国稀酒造で購入したお土産
国稀酒造でお土産に購入した「冷やして飲む 酒粕甘酒 国産れもん入り」。
甘くて飲みやすくて美味しい♪家族へのお土産にぴったりですよ。
国稀酒造の2024年夏の限定商品の1つ「純米吟醸 生酒」。
生酒らしいフルーティーな味わいで本当に美味しい!買って良かった♪
辛口と書かれていましたが、甘みがあってとても飲みやすかったです。
⑤鈴木かまぼこ店:アツアツの揚げかまぼこが絶品!
国稀酒造を訪れたなら、ぜひ足を運んでほしいのがすぐ隣に店舗を構える「鈴木かまぼこ店」。
留萌の駅前に本店があり、地元の人々に愛されているかまぼこ屋さんです。
選んだかまぼこを、目の前で揚げてもらえるのが鈴木かまぼこ店の魅力。
アツアツのかまぼこが味わえます。
鈴木かまぼこ増毛店で購入できるのは
- えび天
- たこ天
- ほたて揚げ
- やさい天
の4種類。
シンプルなメニューで選びやすいですね。
ムラサキコはたこ天税込450円、主人はほたて揚げ税込450円を注文。
かまぼこが揚がるまで、しばし待ちます。
数分で揚げたてのかまぼこをゲット!
お店の外にベンチがあるので、そこでアツアツをいただきます。
写真は主人が注文したほたて揚げ。
ムラサキコが注文したたこ天。
分厚いキッチンペーパーに包まれていますが、それでも熱い!
では、いただきます!
美味し~♪
外サク中モチの揚げたてならではの食感です。
タコの身が入っており、肉厚で食べ応えもあります。
ビール飲みたい……
ほたて揚げも一口もらいましたが、ほたての風味がしっかりでもっちりした食感で美味しかったです。
腹も膨れたところで、次の目的地に出発!
⑥旧増毛駅:線路の上が歩ける背徳感!レトロな駅舎が映える
鈴木かまぼこ店から10分かからず、旧増毛駅の駐車場に到着。
柵などはなく、駐車場と旧線路がシームレスでつながっています。
線路の上を歩く、この背徳感……
なかなか味わえませんね。
線路横には、清潔感のある大きめの砂利が敷かれています。
何とも言えないこの砂利の質感が、とても気に入ったムラサキコです。
駐車場から旧増毛駅舎に向かう途中に、駅のホーム?と「増毛(ましけ)」の看板があります。
映えますね~。
旧増毛駅舎に到着。
レトロな雰囲気がステキですね。
「増毛」と毛筆で書かれると、なかなか圧がすごい笑。
旧増毛駅の中は休憩所になっていて、地元民と思われる人たちが楽しそうにおしゃべりしていました。
学校用の机や椅子が置かれています。
旧増毛小学校のものでしょうか。レトロでおしゃれです。
増毛駅舎の中は休憩所になっており、「考子屋 ぐるめ食品」という小さなお土産店が1つ入っています。
増毛ホームシトロンを購入して小休憩。
昔、増毛町民の喉を潤していたサイダーを、「増毛シードル」で有名な増毛フルーツワイナリーが復刻した商品だそう。
やさしい炭酸で、とても飲みやすいサイダーでした。
奥には、旧増毛駅の記録が展示されています。
きっと、鉄道ファンにはたまらない展示物ですね。
旧増毛駅を後にし、次の目的地へ向かいます。
⑦風待食堂:高倉健さんファン必見!映画「駅 STATION」のロケ地
次の目的地は「風待食堂」。
旧増毛駅から徒歩すぐの場所にあります。
風待食堂の隣にとにかく目立つ建物が!?
「旧富田屋旅館」という、昭和8年に建築された木造三階建ての施設だそう。
ゴールデンカムイだったら、何事か起きそうな雰囲気……
歴史の重みが感じられる、迫力のある建物です。
旧富田屋旅館の隣にあるのが、今回の目的地「風待食堂」。
高倉健さんの主演映画「駅 STATION」のロケ地で、現在は観光案内所になっています。
風待食堂の横には、増毛のご当地マンホールがありました。
ムラサキコは見逃しませんよ笑。
看板・小物など、撮影に使われたものがそのまま残されているのだそう。
昭和感があふれています。
まるで映画の一場面を切り取ったようなカウンター。国稀の日本酒もちゃんと置いていますね。
カウンターには高倉健さんの追悼記帳簿が置かれており、全国各地の人が記帳していました。
今なおファンに愛されているのがわかりますね。
「駅 SATATION」の映画の写真がたくさん飾られています。
高倉健さんファンや映画ファンは、ぜひ足を運んでみてくださいね。
⑧遠藤水産:増毛ならではの海産物が目当て
次に向かうは、「遠藤水産」の直売所です。
遠藤水産も、旧増毛駅から徒歩すぐの場所にあります。
ニシン場として栄えてきた増毛町。
かつての「運上屋(ニシンの取引場所)」の跡地に遠藤水産の本社・直売所は建っているそうです。
「さあ!増毛の新鮮な海鮮を買って帰るぞ!」と中に入りましたが……
冷蔵庫は空っぽ……
ムラサキコたちが到着したのは、13時すぎ。そりゃそうです。売り切れてますよね。
ここ数日、北海道の天気が荒れていたのも影響しているのでしょう。
かろうじてほたては残っていました。大きなほたてです。
しかし、後から来たお客さんが「ほたて30枚ください」と言っていたので、このカゴももうすぐ空になることでしょう。
増毛の新鮮な魚介を購入したい人は、早イチで遠藤水産を訪れるのがおすすめです。
自分で甘エビ丼が作れるセットやお寿司も販売していました。
冷凍の海産物も販売しています。
今回は遠藤水産での商品購入は諦めて、次の目的地に向かいます。
⑨スカンピン:かずのこパン、マジうますぎ!
次に向かうは、「スカンピン」というパン屋さんです。
ネットで見た「かずのこパン」がとても美味しそうで、今回のオロロンラインドライブで絶対に立ち寄ると決めていました!
途中でかわいい標識を見つけたので、パシャリ。
スカンピン到着。
お店の外観は、ハイカラな雰囲気です。
目当てのかずのこパンをゲット!売り切れていなくて良かった……
かわいいりんごジャムパンもお土産に購入。
店主さんはとても気さくな方で、話が弾んでしまいました。
とても良いお店で、ファンになりました。
スカンピンの店内に、なにやら物騒なチラシが貼られていました。
旧増毛小学校で8月9日にきもだめしが開催されるそうです。
……怖すぎる!
スカンピンの店主さんに旧増毛小学校の場所を教えてもらい、外観だけ見学して帰ることにしました。
スカンピンで購入したお土産
スカンピンでお土産に購入したのは、
- かずのこパン税込:220円
- りんごジャムパン:税込200円
の2つ。
今回の増毛・厚田オロロンラインドライブ一番のお目当てだったと言っても過言ではない、「かずのこパン」!
中はかずのこたっぷり!
マヨネーズと和えている感じでしょうか。かつおのような出汁の良い香りがします。
では、いただきます。
うんま~!超美味しい!
かずのこの食感も和風な味わいも最高です!
っていうかこのパン、国稀で購入した日本酒にとても合う!!
奇跡の増毛マリアージュ。
本当にスカンピンに立ち寄って良かった♪かずのこパン目当てに、また増毛を訪れたいと思います。
息子のお土産に買った、りんごジャムパン。
ころんとした見た目がかわいい♪
プリッツをリンゴの果軸に見立てているのもいいですね~。
中にはりんごジャムが入っています。
一口もらいましたが、やさしい甘さでとても美味しかったです。
⑩旧増毛小学校:北海道遺産に選定されている歴史的な木造校舎
スカンピンの店主さんの情報を元に、旧増毛小学校に到着。
おお~!
歴史を感じます。ドラマ・映画のロケ地に選ばれてもおかしくない佇まいです。
昭和11年に建造された旧増毛小学校は、北海道最古の2階建て木造校舎。
北海道遺産にも選定されています。
旧増毛小学校が閉校したのは、2012年。
たった12年前まで、普通に子どもたちがこの校舎に通っていたというのが驚きです。
たしかに古いのですが手入れされている感じで、増毛の人々に大切にされてきたのがわかります。
……でも、ここで肝試しはやっぱり怖いです笑。
旧増毛小学校を最後に、増毛を後にします。
まっすぐな道路の先に海。
いい景色すぎですね。
さようなら、増毛町。
厚田に向けて、オロロンラインを引き返します。
ちなみに、帰りに雄冬展望台に寄ったのですが……
落石のため、閉鎖されていました……残念。
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⑪道の駅石狩「あいろーど厚田」:絶品ニシン親子押し寿司「二三一バッテラ」が目当て
オロロンラインドライブも終盤。
午後も晴天が続き、帰りの海もキレイです。
増毛から約1時間30分、石狩の道の駅「あいろーど厚田」に到着。
あいろーど厚田の営業時間は季節によって変わるので、事前に確認してから訪れるのがおすすめです。
あいろーど厚田の1Fには小さなお土産屋さんと、野菜の直売所があります。
あいろーど厚田の2Fは、広々とした休憩スペースになっています。
おしゃれでくつろげる雰囲気なので、ドライブ休憩にぴったりです。
厚田を紹介する展示もあります。
あいろーど厚田の2Fには3つのお店がありますが、目当ては……
石狩二三一(ふみいち)の「二三一バッテラ」です。
ニシンの親子押し寿司なのですが、これが超絶品。ムラサキコの大好物です。
では、ビールと一緒に(主人は我慢)いただきます!
いつ食べても美味しい♪
コリコリのかずのこと脂の乗ったニシンが最高すぎる!
安心と安定のうまさです。
あいろーど厚田にお立ち寄りの際は、ぜひ二三一バッテラを食べてみてくださいね。
ちなみに、二三一バッテラは楽天市場でも購入できるので、遠方の人はお取り寄せするのもおすすめです。
二三一バッテラが気になる人は、以下の記事もチェックしてくださいね♪
⑫恋人の聖地「厚田展望台」:意外と険しい道のりだが、意外と絶景
身近で気軽にウォーキングが行える「すこやかロード」の1つ、「恋人の聖地あいろーどコース」。
今回は、恋人の聖地「厚田展望台」まで、ウォーキングコースどおりに歩きたいと思います。
あいろーど周辺の地図も紹介しておきますね。
……!
熊の目撃情報があるようです。
気を付けて進みます。
景色も良いし、なだらかな階段で歩きやすい♪
厚田の石碑もパシャリ。
「この調子なら、あっという間に恋人の聖地に到着するんじゃない笑?」
……なんて言ってられたのは、序盤だけ。
え?
なんか山側の細い道に誘導されてる。
とんでもなく斜めで急で上りづらい階段出現。
まだまだ続く……
険しい、しんどい、虫多い!
アブ・ハチなどハードめの虫がたくさんいたので、虫が苦手な人は注意しましょう。
まだまだ
やっと展望台が見えてきた!
でも、坂きっつ!
恋人たちの誓いを通り過ぎ……
あと少し……
恋人の聖地「厚田展望台」に到着!
人が誰もいない!
貸し切り!
イエイッ(ウォーキングハイ笑)!
思ったより、ずっとかわいらしい展望台です。
映えな写真が撮れそうですね。
恋人の聖地「厚田展望台」は、ブライダルデザイナーの桂由美さんが行っている「恋人の聖地プロジェクト」で恋人たちが愛を誓い合うのにふさわしいと選ばれた場所だそう。
主人が控えめに誓いの鐘を鳴らした後、展望台の上へ。
おお~思ったより絶景!
海キレイ!
頑張って上ってきた甲斐がありました。
山側の景色も雄大です。
リフトの跡がありますね。
昔はスキー場だったのでしょうか。
石狩湾のキレイな海を眺めたい人は、オロロンラインドライブの途中に、ぜひ恋人の聖地「厚田展望台」に立ち寄ってみてくださいね♪
厚田展望台は夕日がキレイなスポット!夕方に訪れるのもおすすめです。
……と締めくくりたいところですが、上ったら下りもセット。
ウォーキングコースどおりに、坂を下ります。
下りで見える景色も絶景です。
帰り道には歌碑が並んでいます。
ムラサキコの勉強不足で、誰の歌なのかはわかりません。
厚田海浜プール(海水浴場)も見えます。
平日の昼間ですが、まばらに人がいますね。
厚田の道の駅も展望台も十分に楽しめました♪
オロロンラインに別れを告げ、札幌に戻ります。
⑬佐藤水産「サーモンファクトリー」:北海道の人気海産物専門店
佐藤水産は北海道の人気海産物専門店です。新鮮な魚介や加工品を豊富に取り扱っています。
増毛・厚田ではありませんが、オロロンラインから札幌に戻る途中にあるので立ち寄りました。
レンガ調のおしゃれな工場が目印です。
北海道らしいサーモンの看板です。
工場の隣にあるのが「サーモンファクトリー」。
1Fはショップ、2Fはレストランになっています。
海産物のお土産購入・ランチタイムにもおすすめのスポットです。
佐藤水産に到着したのは16:20頃。
人気の海鮮おむすびは完売していました。当たり前ですね笑。
佐藤水産の海鮮おむすびはとても美味しいので、食べたい人は朝イチで訪れましょう。
人気の塩ソフトも販売終了していました。
店内はとても広々しており、休憩スペースもあります。
閉店まであと1時間程度ですが、地元の人や観光客で結構にぎわっていました。
ムラサキコのお目当ては、「鮭の脂身キッパー」!
お酒のお供にぴったりの一品です。本当に美味しいので、佐藤水産にお立ち寄りの際はぜひ探してみてくださいね。
鮭の脂身キッパーを無事にゲットして、サーモンファクトリーを後に。
増毛・厚田のオロロンラインドライブもこれで終わり。
北海道の景色もグルメも堪能できた、大満足の1日でした♪
佐藤水産「サーモンファクトリー」で購入したお土産
佐藤水産で購入したお土産は「鮭の脂身キッパー」。
ムラサキコ大好物の鮭の燻製です。
やわらかくて甘みがあって少しピリ辛の味わいが本当に美味しい!
お土産にもぴったりなので、佐藤水産にお立ち寄りの際はぜひ試してくださいね♪
増毛・厚田(オロロンライン)に宿泊施設・ホテルはある?
今回は、札幌から半日・日帰りで楽しむ増毛・厚田(オロロンライン)ドライブ観光のモデルコースを紹介しましたが、「日帰りは大変だから宿泊したい」という人もいますよね。そんな人のために、増毛付近のおすすめの宿泊施設を紹介します。
①オーベルジュましけ
「オーベルジュましけ」は、三国清三シェフ監修の宿泊施設を備えたレストランです。オロロンライン沿いの丘の上に位置しています。地産地消にこだわっており、北海道の新鮮な海・山の素材を使ったグルメが楽しめるのが特徴。日本海を眺めながら疲れが癒せる「トロン温泉」もおすすめです。
住所 | 〒077-0204 北海道増毛郡増毛町別苅217-1 |
電話番号 | 0164532222 |
アクセス | |
公式サイト | http://www.auberge-mashike.jp/ |
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②岩尾温泉宿 夕陽荘(せきようそう)
夕陽荘は、客室や温泉から夕日の絶景が楽しめる宿泊施設です。全部で3室しかなく、12畳の和室でゆったり過ごせます。日本海で獲れた新鮮な海鮮グルメを楽しめるのもおすすめポイント。岩盤浴も利用できるので、女性にもおすすめです。
住所 | 〒077-0345 北海道増毛郡増毛町岩尾140−1 |
電話番号 | 0164559611 |
アクセス | |
公式サイト | https://sekiyousou.sakura.ne.jp/ |
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まとめ:北海道に来たら、増毛・厚田(オロロンライン)のドライブ観光を楽しんでみて♪
今回は、増毛・厚田(オロロンライン)周辺の半日・日帰りのおすすめドライブ観光モデルコースを紹介しました。
海・山の絶景と海鮮グルメが楽しめるのが、増毛・厚田の魅力。国稀酒造・旧増毛駅など長い歴史を持つ建物も多く、レトロな雰囲気も楽しめます。
北海道にお越しの際は、この記事を参考に、オロロンラインのドライブを楽しんでくださいね♪
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